化粧品素材製品(レオパール)をご紹介します

化粧品素材製品 レオパール

製品の特長

レオパールは弊社独自の技術により開発した、糖と脂肪酸の高分子エステルです。 オイルの増粘・ゲル化をはじめとした、多機能性を有するオンリーワンの製品として、長年にわたり化粧品および医薬品用途で幅広くご愛顧をいただいております。

レオパール
機能 用途
1)オイルの増粘
2)オイルのゲル化
3)乳化安定性の向上
4)顔料分散性の向上
5)ワックスの感触改良
化粧品全般、一部医薬品
(一例)
  リップグロス/ルージュ
  マスカラ、アイライナー、他
  スキンケアクリーム
  ファンデーション
  サンスクリーン製品
  医薬品(一般外用剤)*1   etc.

*1:「パルミチン酸デキストリン」は一般外用剤、直腸膣尿道適用として医薬品添加物規格(2013)に収載されております。

 

◇レオパールの溶解方法

動画でレオパールの溶解方法をご紹介します。以下の<MOVIE START>をクリックしてください。

レオパールのオイルへの溶解方法
①加熱前、室温下でレオパールを油剤に十分に分散、馴染ませます。
②油種や油剤の粘度にもよりますが、概ね90℃を目安に加熱攪拌し溶解します。(ISL2、ISK2は80℃前後を目安)
③目視で完全に透明になったことを確認し、加熱攪拌を止めます。
④(ゲル化目的でご使用の場合、)室温まで静置放冷し、ゲルが完成します。

 

◇各種レオパールの濃度別ゲル強度

製品一覧【レオパール】

No. 製品名 特長 基本情報
1

レオパールKL2

  • ECOCERT COSMETICS
  • 植物由来

幅広い用途で最も汎用いただいている番手です。レオパールの主要な5つの機能性に加え、油性感の低減にも寄与します。
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溶解可能な溶媒
[エステル油・炭化水素・植物油・etc.]
不溶な溶媒
[シリコーン類・アルコール類・水]
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参考ゲル強度*1=434g、溶解温度=80℃

— 表示名称 —
パルミチン酸デキストリン

— INCI名 —
Dextrin Palmitate

— 中文名称 —
糊精棕榈酸酯

— CAS № —
83271-10-7

— 公定書 —
薬添規、外原規「パルミチン酸デキストリン」

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2

レオパールTL2

  • ECOCERT COSMETICS
  • 植物由来

シリーズ中、最も高温下での粘度維持に優れ、増粘用途に適しています。
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溶解可能な溶媒
[エステル油・炭化水素・植物油・etc.]
不溶な溶媒
[シリコーン類・アルコール類・水]
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参考ゲル強度*1=118g、溶解温度=100℃

— 表示名称 —
パルミチン酸デキストリン

— INCI名 —
Dextrin Palmitate

— 中文名称 —
糊精棕榈酸酯

— CAS № —
83271-10-7

— 公定書 —
薬添規、外原規「パルミチン酸デキストリン」

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3

レオパールMKL2

シリーズ中、最も透明性が高く、粘性のあるゲルが得られます。
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溶解可能な溶媒
[エステル油・炭化水素・植物油・etc.]
不溶な溶媒
[シリコーン類・アルコール類・水]
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参考ゲル強度*1=362g、溶解温度=90℃

— 表示名称 —
ミリスチン酸デキストリン

— INCI名 —
Dextrin Myristate

— 中文名称 —
糊精肉豆蔻酸酯

— CAS № —
93792-77-9

— 公定書 —
外原規「ミリスチン酸デキストリン」

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4

レオパールTT2

チキソトロピー性にすぐれた、透明性の高いゲルが得られます。
柔らかく伸びのある使用感が特長です。
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溶解可能な溶媒
[エステル油・炭化水素・植物油・etc.]
不溶な溶媒
[シリコーン類・アルコール類・水]
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参考ゲル強度*1=88g、溶解温度=74℃

— 表示名称 —
(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン*3

— INCI名 —
Dextrin Palmitate/Ethylhexanoate

— 中文名称 —
糊精棕榈酸酯/乙基己酸酯

— CAS № —
183387-52-2

— 公定書 —
外原規「(パルミチン酸・2-エチルヘキサン酸)デキストリン」

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5

レオパールWX

  • 植物由来

高チキソトロピー性による特長的な感触が、幅広い剤型に応用できます。
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溶解可能な溶媒
[エステル油・炭化水素・植物油・etc.]
不溶な溶媒
[シリコーン類・アルコール類・水]
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参考ゲル強度*1=183g、溶解温度=83℃

— 表示名称 —
(パルミチン酸/ヘキシルデカン酸)デキストリン

— INCI名 —
Dextrin Palmitate/Hexyldecanoate

— 中文名称 —
***

— CAS № —
1984807-99-9

— 公定書 —
***

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6

レオパールISL2

  • 植物由来

シリーズ中で最も硬さがありながら、なめらかな感触を持つゲルが得られます。
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溶解可能な溶媒
[エステル油・炭化水素・植物油・etc.]
不溶な溶媒
[シリコーン類・アルコール類・水]
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参考ゲル強度*1=1,141g、溶解温度=62℃

— 表示名称 —
ステアリン酸イヌリン

— INCI名 —
Stearoyl Inulin

— 中文名称 —
硬脂酰菊粉

— CAS № —
190524-47-1

— 公定書 —
外原規「ステアリン酸イヌリン」

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7

レオパールISK2

  • 植物由来

シリーズ中、唯一環状シリコーンのゲル化が可能な番手です。シリコーンベースの処方に、コクを与えます。
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溶解可能な溶媒
[環状シリコーン・その他一部油剤]
不溶な溶媒
[アルコール類・水]
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参考ゲル強度*2=1,681g、溶解温度=58℃

— 表示名称 —
ステアリン酸イヌリン

— INCI名 —
Stearoyl Inulin

— 中文名称 —
硬脂酰菊粉

— CAS № —
190524-47-1

— 公定書 —
外原規「ステアリン酸イヌリン」

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*1:参考ゲル強度は、トリエチルヘキサノイン:レオパール=90:10で調製したオイルゲルを以下の条件で測定した値です。
  (※規格値とは異なります)
  測定機器:サン科学製レオメーターCR-500DX  
  測定条件:25℃ 24時間後 20mmø平板プランジャー 6cm/min昇架 5mm進入最大値


*2:レオパールISK2はトリエチルヘキサノインをゲル化しないため、参考ゲル強度はシクロペンタシロキサン:レオパール
  ISK2=80:20で調製したオイルゲルを以下の条件で測定した値です。 (※規格値とは異なります)
  測定機器:サン科学製レオメーターCR-500DX
  測定条件:25℃ 3時間後   20mmø平板プランジャー 6cm/min昇架 3mm進入時


*3:「(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン」とも表記可能です。

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